ミスター廃車マン

運営会社:廃車ドットコム

あなたの車をリサイクル資源として高価買取します。廃車の専門会社が50社集まった、廃車買取ネットワーク

廃車専門業者が直接買取。だから高く買取ります!!古いクルマ・水没車・事故車・ディーゼル車・壊れた車、ボロボロの車もどんどん買い取るぜ!

物損事故を起こしてしまったらどうすればよいのか?

こんにちは、広島大学自動車部です。うだるような暑さが続いていましたが近頃やっと涼しい風に変わってきて大変過ごしやすくなりましたね!

そろそろ木々も色づいてくるのではないかというこんな時期、ドライブに行ったりなどいつもより車に乗る機会が増えるという方も多いのではないでしょうか?

そんな方に読んでもらいたい、今回のコラムのテーマは「物損事故」です。

「事故なんて、自分には関係ない」なんて思っていませんか?私もそう思っていました、実際に事故を起こすまでは……。

今回のコラムでは「物損事故を起こしてしまったらどうすればよいのか」ということについて書いていきたいと思います。

実際に事故を起こしてしまうと動揺で判断力が失われ、どうすればよいのか分からずただただおろおろとしながら他人の助けを待つだけ…なんていうことも多いです。

このコラムを読んでもし事故を起こしてしまったらどうしたらよいのかということを少しでも知っていただき、万が一物損事故を起こしてしまった際に少しでもスムーズに対応が出来る手助けになれば幸いです!

物損事故を起こして廃車になった車
<物損事故を起こして廃車になった車>

そもそも自動車事故とは

まずそもそも自動車事故とはどのようなことを言うのでしょうか?自動車事故は物損事故と人身事故の2つに分けることができます。

物損事故

物損事故というのは設備や施設、車などの物に損害を与えてしまう事故のことです。よくある例を挙げると、

・前の車に追突してしまう
・ガードレールに突っ込んでしまう
・溝にはまってしまう
・歩道に乗り上げて木を切り倒してしまう

といった事例があげられますね。

人身事故

人身事故というのは人にけがを負わせたり、人を亡くならせてしまうような事故のことです。ニュースなどでは人身事故についてよく取り上げられているので、自動車事故というとこちらのイメージが強いかもしれませんね。

今回のコラムでは自分自身が物損事故を起こした経験から、万が一物損事故を起こした際にどうすればよいのかということをお伝えしていきたいと思います!

もし実際に事故を起こしてしまったら…(物損事故の場合)

普段から気をつけていても一瞬の気の緩みや道路の環境によっては事故を起こしてしまう場合もあります。万が一事故を起こしてしまったらどうしたらいいのでしょうか?

①車から脱出可能かを確認

まず車から出ることは出来るか確認しましょう。衝突事故などでドアやその付近が破損・故障した場合、ドアが開かなくなることがあります。私が事故を起こした際にも集中ドアロックが故障したためか全てのドアが開かない状況になりました。

ドアが開かない場合、窓が開いていれば窓から逃げます。窓も開いていない場合は緊急脱出用ハンマーなどを使用し窓を割って脱出しましょう。

緊急脱出用ハンマー
<緊急脱出用ハンマー>

もし緊急脱出用具を携帯していない場合は座席のヘッドレストの先端を窓ガラスの間のゴム部分に差し込み、ヘッドレスト本体を引けば簡単に窓ガラスを割ることが出来ます。これは水没や浸水によってドアが開かなくなった際にも使えるテクニックなのでぜひ覚えておいてください!

座席のヘッドレスト
<座席のヘッドレスト>

ヘッドレストの金属部分を利用する
<ヘッドレストの金属部分を利用する>

②警察に事故の詳細を連絡

車から脱出が出来たならば第一に警察に連絡し、事故を起こした場所・どのような状況であるかなどの情報を伝えましょう。物損事故の場合、損害賠償金は支払わないといけませんが、基本的に違反点数が加算することはありません。

事故を起こした際に警察に連絡をすることは法律によって義務として定められていますので物損事故の場合でも必ず行いましょう!

③二次災害防止の措置をとる

次に、二次災害を防ぐための措置を行います。車をそのままの状態にしておくと、後続車から追突されるなど、更に事故の規模が大きくなる危険性があります。車が自走出来る状態であれば、ハザードランプを点灯させながら路肩や待避所に車を寄せてください。

また、自走出来るかどうかに関わらず、事故車の後方(一般道なら5-10m程度)に三角表示板を設置します。事故を起こした場所が、高速道路や見通しの悪い道や踏切などであった場合には、三角表示板の更に後方に発煙筒も立てましょう。

三角表示板
<三角表示板>

発煙筒は運転席か助手席の足元に備え付けられていることが多いです。一度自分の車の設置場所を確認しましょう。また、発煙筒には有効期限があります。万が一の際に備えて、そちらもチェックしておいてくださいね!

ガラス割り装置付きタイプ
<ガラス割り装置付きタイプ>

有効期限
<有効期限>

車に備え付けられている発煙筒
<車に備え付けられている発煙筒>

また上記のように三角表示板や発煙筒を設置する際には後続や対向の車に轢かれないよう十分に気を付けてください。夜間の事故の場合は反射材のついたベストを着て作業することを強くおすすめします。

④ロードサービスへの救援依頼

次は、ロードサービスに電話して救援依頼をしましょう。ロードサービスというのは車の様々なトラブルに対応してくれるサービスのことです。事故のとき以外にもバッテリー上がり、キーとじ込みやパンクなどにも対応してくれます。

代表的なロードサービスとしてはJAFが挙げられますね。その他にはソニー損保、アクサダイレクト、東京海上日動など任意自動車保険のロードサービスもあります。

事故などで車が自走出来ない状態になった場合はこのロードサービスのレッカー車で車を牽引してもらう必要があります。では実際に事故を起こした際、JAFと保険会社のロードサービス、どちらの費用が安くすむのか気になりますよね。

多くの場合は、JAFよりも保険会社のロードサービスのほうが費用は安く済みます。保険会社の場合、会社ごとに保証内容に違いがありますが、指定の修理工場(車のオーナーが廃車を希望の場合はそこで引き取ってもらうことができる場合も多い)まではレッカー代が無料であることが多く、希望した場所に運んでもらう場合でも数十キロ~数百キロは無料となっていることが多いです。

また、縁石を越えて歩道に車が突っ込んでいるなどレッカー車では移動させることが出来ない状態に車がある場合、クレーン車などで引っ張ってもらう必要があります。その場合は、保険会社によっては別途数万円ほど料金が発生することがあります。

ロードサービスのクレーン車
<ロードサービスのクレーン車>

このように保険会社によって実際事故を起こしてしまった際にどれだけの補償をしてくれるかは大きく異なってきます。任意保険を契約する際は保険料を重視しがちですが、万が一のために事故の際はどこまで補償してくれるのかということをしっかりと確認しておいたほうがよいでしょう。

⑤病院で医師の診察を受ける

次に自分の体に異常はないか確認しましょう。衝突事故などの場合、車がぶつかった衝撃でむち打ちなどの症状が出る場合も多いです。事故後すぐには症状が出ず、次の日以降になって症状が出て来たということも多いので出来れば事故当日中に、もしくは次の日には整形外科などへ診断を受けに行きましょう。

もし交通事故が理由で仕事や学校を休む場合は医師の診断書が必要になってきますので、その旨を医師に伝えてください。また病院に行った際の領収書(家から病院までのタクシー代、薬局で払った薬代、診断書発行代なども)は必ず保管しておきましょう。後ほど保険会社に補償を行ってもらう際に証明として必要となってきます。

⑥事故後の車をどうすればよいか

最後に事故を起こした後の車の処理についてです。事故での車の損傷が大きい場合には修理のしようがない場合や、修理代がとても高くつく場合があります。悲しいですが、こういった際には車を手放す(廃車にする)ということも必要になってきます。

事故車を廃車として引き取ってもらう場合、前述したように保険会社指定の修理工場であれば無料で引き取ってもらえることもあります。しかし少しでも事故の損失を取り戻したいという場合には廃車を買取してもらう、もしくは車の各部品を自分で取り外して売るという手もあります。私が事故で車を廃車にしてしまった際は、前者のように廃車買取をしていただきました。

自分の情報と事故車の車種・年式・破損状況を送ると自分の地域のリサイクル業者・買取業者からの見積もりが返ってきますので、業者さんと連絡を取って車を引き取ってもらいます。

私の車は事故でかなり酷い損傷を受けていましたので、見積もり依頼は出したものの「どうせ全然値段つかないんだろうな…」と思っていました。しかし意外にも四万円ほど(税金等の返還分も含む)の買取価格の見積もりが返ってきたのでびっくりでした!

保険会社のほうで保管してもらっていた事故車をリサイクル業者さんのもとへ運んでもらい(指定場所までのレッカー移動無料圏内だったため追加費用は特にかかりませんでした)、簡単な手続きを済ませてお金を受け取りました。何も煩わしい手続きは必要なく、車も思ったより高く買い取っていただけたので満足しています。

とり外し作業もできる場所があるという方におすすめできる方法です。手間と時間はかかりますが、業者にお願いして買い取ってもらうよりも高い金額で売ることが出来ます。

事故の際は保険を使うべきか否か

補足になりますが、事故の際に任意保険を使うべきかどうかについても書いておきたいと思います。

任意保険は物損事故の際に保険を使って損害の補填をしてもらうと、その車にかけている保険の等級が下がってしまいます。物損事故の場合は基本的に三等級の降格になります。

事故によって等級が下がると三等級ダウンなら三年間といったように降格した等級と同じ年数事故有等級として扱われ大幅に保険料の割引率が低くなり、保険料が高くなってしまいます。そのため軽い物損事故であれば保険を使わず自分で修理代や修繕費を負担したほうが結果的に安くつくという場合もあります。

また保険というのは車の持ち主ではなく車にかかっているものですので、車を廃車にした場合には上記のように等級が下がるということはありません。もう一度新しく任意保険をかけ直すという場合には家族間で等級の引継ぎをするか、再度六等級からのスタートになります。

最後に

自動車事故の危険は、車に乗っている以上ずっと付きまとってくるものです。しかし実際に体験しないと、それが自分の身にも十分に起こりうるということがなかなか分からなかったりします。

この先、事故を起こさないためにも、

・日頃から運転の際には日常点検を怠らない
・常に緊張感を持ち安全確認を怠らない
・視野を広げる
・体や心の状態がよくない場合や路面状況がよくない場合には車の使用を控える

上記のような点には十分注意して、安全にドライブを楽しんでくださいね!

以上

(執筆:広島大学自動車部)

お車を買い取りし、更に面倒な手続きも全部代行致します!! 無料査定を依頼する

高価買取りには理由があります!!

初めての方もご自宅でらくらく!