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自動車の鍵を失くした!?落とした?インロック!?

「行き慣れていない土地で、愛車の鍵を失くしてしまった……!」皆さんは、そんな経験をしたことがあるでしょうか?そんないざというときの対処法について、実際に行き慣れていない田舎の観光地で、自分の愛車の鍵(GPS機能なし)を失くしてしまった私の経験も織り交ぜて、いくつか紹介します。

自動車の鍵(キー)
<自動車の鍵(キー)>

車の鍵を紛失してしまったとき、最初にやるべき事は?

まずは落ち着きましょう。心臓のドキドキが治まってから、最後に鍵を使用したのは何時?どこで?と記憶をさかのぼりましょう。

しかし実際は、ほとんど誰しも必ずアセって車の鍵を探します。どこに、やったっけ?いつまで?どこに、あったっけ??もし落とすとしたら、どのタイミングだったかな...?と、私も、半分正気を失いながらその付近を何度もうろちょろし、何度も自分の手荷物を漁りました。ですが……失くしたものは、やはり失くしたものでした。ではそんなとき、どうするか。

【車の鍵は、車内にあるがドアが開かない場合】

ドアが開かないが、鍵は車内に…
<ドアが開かないが、鍵は車内に…>

「車内をよ~く、よ~く見てみると、鍵があるじゃないか!」というとき。おめでとうございます。不幸中の幸いです。それは「インロック」と呼ばれる状態です。原因はさまざまで旧車だと、ついうっかりミスです。

しかし最近のスマートキーやキーレスエントリーの場合だと、別事情です。スマートキーは電波信号を鍵と車でやりとりして認識をしています。電池不足で、電波が弱かったり、車内と車外の境界線付近での誤動作だったり、リモコン開錠したのにドアを開けないと19秒ほどでセキュリティ自動施錠されてインロックするなど原因は様々です。

とにかく鍵は車内にあるので、扉を無理やりこじ開けさえすればいいのです。ドアのBピラー付近に、バール状のものでドアサッシに隙間を作り針金ハンガーを伸ばしたもので、ドア鍵をひっかけ開錠する…しかしこれも自分でやろうとすると車が傷ついてしまいますよね。そこで、JAFなどのロードアシスタントサービスを呼ぶことをお勧めします。例えばJAF会員であれば、インロック開錠サービスは無料で行ってもらえます。これで、あなたの車は無事に動きます!

【車の鍵を完全に紛失してしまった場合】

私の場合は鍵を完全に紛失してしまった場合でした。本当に、為す術がありませんでした。

鍵を無くして、動かせない愛車
<鍵を無くして、動かせない愛車>

探しても、探しても鍵は一向に見つからない...途方に暮れました。

どうしようもなかったので、JAFのロードサービスをお願いしました。夕方にJAFに連絡し、それから待たされること約2時間が経ち、やっとJAFが駆けつけて下さりました。JAF会員であれば15km以内のけん引は無料です。その15km圏内で、動かない車を置いてくれて且つ直してくれるお店はないかと探しました。そうして1つのスズキの小さいディーラーを見つけたので、急いで電話し、とりあえず車を置かせてもらうことになりました。

こんな風に、車の鍵をなくしてしまったらやはりJAFを呼んで、最寄りの正規ディーラーへ持っていくのが良いでしょう。正規ディーラーであれば、初めてのお店でも「うちのメーカーの車に、乗ってくれているお客さんだったら...」と言われるかもしれませんしね。少なくとも、私はこうして助けていただけました。

towing作業風景(JAFロードサービス)
<towing作業風景(JAFロードサービス)>

結論としては、車の鍵でトラブルが起こった場合はJAFに助けてもらうのが良いでしょう。JAFの会員では無い場合でも、会員価格より割高な料金でロードサービスを受ける事もできます。また、ご自身の任意保険の加入先によっては、“ロードアシスタント特約”が無料で付随している契約があります。ロードアシスタンス専用のフリーダイヤルから、依頼をすればJAF同様なサービスが受けられます。いざという場合に備えて、ご自身の加入している任意保険の内容を確認しておきましょう。

【鍵を作り直すには】

では、鍵を作り直すとなった場合、実際にどれほどの費用がかかってしまうのでしょうか?これは鍵の形状によって値段が異なります。費用が安い順に、①:溝式の鍵、②:リモコンキー搭載の鍵、③:スマートキーとなります。

①:溝式の鍵

溝式のキー(外溝)
<溝式のキー(外溝)>

従来の一番シンプルな、ギザギザの鍵です。ギザギザが外側に付いている外溝が多いですが、内溝タイプもあります。ギザギザ部分で、鍵穴の内部ピンを押すことで鍵が回ります。鍵穴側の製造番号や、鍵穴シリンダー部があれば鍵の制作が可能です。ギザギザ部分をなぞって削れば、合鍵の制作も容易なのでホームセンターなどでも合鍵の作製をしているお店もありますよね。

②:リモコンキー搭載の鍵

リモコンキー(施錠/開錠)
<リモコンキー(施錠/開錠)>

ドアロックの施錠開錠が、鍵に付いているリモコンを押すだけで可能なタイプです。多くの場合、施錠開錠可能な部分と①の溝式鍵が一体になっています。注意が必要なのは、リモコンキーの一部には“イモビライザー付”のものがあることです。イモビライザー付きの場合、溝鍵だけを複製しても、エンジンは始動しません。自分の車に、イモビライザーが装着されているか否かを確認しておきましょう。

③:スマートキー

スマートキー
<スマートキー>

スマートキーは、エンジンを始動する際にはスタートボタンを押すだけで始動します。鍵穴にキーを差して回す必要ありません。車内にスマートキーがあれば、鞄の中やズボンのポケットに入れたままでも、エンジンは始動できます。スマートキーには、リモコンキーに見られた溝式のギザギザがありません。しかしリモコンキー同様に、施錠開錠が可能になっていますし、最近のタイプはスマートキーを持っているだけで、ドアノブに触れれば開錠されます。スマートキーのほとんどの車が、イモビライザー付になっています。

愛車は、スマートキーです
<愛車は、スマートキーです>

溝式の鍵やリモコンキー等の、従来の鍵であれば数千円でスペアキーが作れます。しかしスマートキーの場合は、スペアキー自体の価格とイモビライザーの再設定等の工賃も重なってしまうので、10万円を超えるケースもあります。ちなみに私の場合はスマートキーのスペアを作ったのですが、5.6万円で済みました。

正規ディーラー以外でも、鍵を作る専門業者は存在します。インターネットで検索すればいくつも業者がヒットするので、その中から自分で業者を探すことになります。イモビライザーが採用されはじめた当初は対応できない業者も多かったそうですが、今ではイモビライザー付きのキーでも解錠から新しく鍵を作る工程まで対応してくれる業者も存在しています。

鍵を紛失した面倒なトラブル時、専門業者に依頼するメリットとしては何と言ってもこの鍵の解錠から鍵の再発行まで一連の対応を一つの業者が行ってくれることにあります。そしてこの専門業者に依頼する際の費用として、こちらも車種や業者により異なるのですが、国産車は鍵の解錠とキーの再発行で2万円~が目安です。高級車のイモビライザー付きでは5万円~が大体の目安となるようです。

イモビライザーとは、鍵のことではありません。一種の防犯システムで、イモビライザーはクルマ本体と鍵の双方にICチップによるIDの設定を行ないます。鍵とクルマ本体のICチップのIDが一致しないと、エンジンが始動しないのが特徴です。

このイモビライザーのおかげで、キーシリンダーを破壊して直結したり、ドア鍵シリンダーからの溝鍵を複製したりするなどの、物理的な手法では簡単に車の盗難ができなくなりました。単純に力尽くで、鍵のシリンダーロックを解除してもイモビライザー付だと徒労に終わります。また、鍵の紛失時には車両側と鍵の双方でICチップの設定を変更すれば紛失したキーは使用できなくなるので、シリンダーごと鍵を交換する必要がなくなるのです。

さらにイモビライザー対応の車は、任意保険も特約により少し安くなる等のメリットもあるようです。イモビライザーが普及したことにより鍵の製作は複雑になり、費用も高額になっています。

数年前にはイモビカッターと呼ばれるイモビライザーを解除する器具がオークションサイトなどに出回り、イモビライザー付き車両の盗難が相次いだことから、イモビライザーを購入時から解除する人もいます。しかし、このイモビライザーの技術も年々向上しており、ICチップのIDが定期的に変更されるなど、その信頼性が高まってきているのは事実です。鍵を作り直す費用を抑えるためにイモビライザーをキャンセルするのは、やめておいたほうが良いでしょう。

確かにイモビライザー付きの鍵をなくしてしまうと、とても費用がかかるし、時間もかかって大変だということが言えます。しかし、イモビライザー付き車両のメリットは人力ではエンジンがかからないため持ち去りの盗難防止に有効的という点です。イモビライザーのメリットを効果的にいかし、鍵の紛失防止に力を注ぐことは本質的ではないでしょうか。

【鍵をなくさないためのアイテム】

鍵をなくさないために使える、安くて簡単なアイテムもあります。

カー用品店で見かけた紛失防止アイテム
<カー用品店で見かけた紛失防止アイテム>

スマートキーの普及により、キーを取り出してシリンダーの鍵穴に入れて回す…と言う事をしなくても良くなりました。とても便利なのですが鍵を取り出す事が無いので、鍵を探す事にもなります。鞄の中なのか?脱いだ上着のポケットなのか??そんな時に、便利なのが鍵を探すアイテムです。数百円から1,000円、少し高いものでも2,500円、3,000円程度のアイテムです。カー用品店や、ネットサイトで購入可能です。

単純にビープー音を出すものから、近距離ならBluetoothを使って場所の特定がスマホ表示で可能なものもあります。クラウドGPSを使ったり、スマートスピーカーからお知らせさせたり出来る多機能品もあります。ほんの少しでも、鍵を紛失しないための対策をすることで結果は大きく変わります。鍵をなくしてから後悔しても遅いです。鍵の紛失対策アイテムの費用はスペアキーを作るよりも1/10以下の費用で済みます。

鍵を紛失して、途方にくれた愛車
<鍵を紛失して、途方にくれた愛車>

もちろん、これらの鍵の紛失対策アイテム商品を買わずとも、普段のちょっとした気遣いや心がけで、物を失くすことは防げます。ルーチンで、鍵はズボンの右のポケットと決める。鞄の中の内ポケットに鍵を入れると決める。行動する時には、スマホ/鍵/サイフの3点を服の上から確認するルーチンにする。方法は沢山、考えられますよね。不要な出費を抑えるためにも、またいざというときに車を動かせるようにするためにも、少し工夫を加えて自分の車の鍵をなくさないように気をつけましょう。

執筆:広島大学自動車部

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