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愛車紹介〜トヨタ・オーリス〜

こんにちは岐阜大学自動車部です。
車が好きな大学生は愛車を持ちたいとは思いませんか。
でもあまりお金がないからできるだけ安く維持したいと思いませんか。

図1 トヨタ・オーリスRS フロント
図1 トヨタ・オーリスRS フロント

今回は筆者の愛車、トヨタ・オーリスについて維持の仕方に重点を置きながら紹介していきます。

トヨタ・オーリスとはトヨタ自動車が2006年に発売した乗用車です。

車格はVWゴルフやマツダアクセラと同じCセグメントに属し、主に欧州市場をターゲットとしたモデルです。簡単にいえば欧州版カローラです。全幅が1700mmを超えているので国内では3ナンバーに分類されます。

国内仕様の初期型は全車CVTでしたが2009年のマイナーチェンジで筆者の乗っている6MTモデルが追加されました。2012年にはフルモデルチェンジが行われ、2代目に移行しました。国内では知名度が低く、あまり人気がない車種なので自動車部内でもなぜわざわざオーリスを選んだのかとよく聞かれます。

「 なぜオーリスを選んだのか?」
オーリスはもちろん筆者が欲しくて手に入れた車です。
購入する段階で考えたことを紹介します。
筆者が欲しい中古車の条件は
1. MT(マニュアル)車であること
2. 古過ぎないこと
3. 状態が良いこと
4. ちょっと変わっていること
でした。

1. MT車であること

やはりAT車よりMT車の運転が楽しいと感じます。
日本中のほとんどの車がAT車である現在だからこそあえてMT車を選んでみるのは良いとは思いませんか。現在の国産MT車は大きくスポーツグレードのMT車と廉価グレードのMT車に分けられると思います。

筆者の好みはスポーツグレードのMT車なのでオーリスのRSグレードにすることにしました。もちろん装備は気にしない代わり初期投資を抑えたいのであれば廉価グレードのMT車を選ぶのも良いと思います。

2. 古過ぎないこと

古い車や過走行車は一般に安く購入できますが、経年劣化によりどうしても故障が増えてしまいます。故障すると修理しなければならなく、維持費がかさんでしまいます。もし出先で故障して自走不能に陥ってしまうとレッカー搬送する必要があります。年式が新しく状態の良い車では経年劣化はあまり進んでいないのでこのようなリスクは低くなります。

さらに最近の車はタイミングチェーンや電動パワーステアリング等、メンテナンスフリー化が進んでいて滅多に交換しなくて良い部品も増えています。

また乗用車は登録から13年以上経過すると自動車税も値上げされてしまいます。分かりやすくまとめると、購入時にコストがかかるが維持費(修繕費を含む)が安いのは新しい車、購入時にコストがかからないが維持費が高いのは古い車ということです。

筆者は故障のリスクが低く、維持費は安い方が良いので前者を取りました。自動車部員の中では後者を取り、壊れた箇所を修理することを楽しみながら乗っている人も多いのです。

3. 状態が良いこと

走り屋が好むような車種は修復歴隠しのリスクが高いので避けました。プロでも隠された修復歴を見抜くことが難しい場合があるそうです。そういう意味で比較的安全な車種を選ぶことにしました。

ただし走り屋が好まない新しい車であってもシビアコンディションで使われ、年式の割には劣化が進んでいる車もあります。例えば、実際にクラッチの状態を確認するのは難しいですがクラッチの操作の仕方次第で20万km乗っても故障しない場合もあれば1,000kmほどで故障する場合もあるそうです。

シビアコンディションで使われた車も古い車同様に維持費が多くかかってしまいます。
だから実車を確認し納得してから購入を決めました。さらに駆動系や外装に加えて内装の状態も納得がいく状態かどうかも確かめました。

4. ちょっと変わっていること

将来、結婚して家族ができれば車の選択肢も狭まります。家族がいれば人や荷物が乗らない車は選び辛いですが、今はまだ予算内であれば自由に選ぶことができるのでちょっと変わった車に乗ってみたいと思いました。若いうちに変わっている車を楽しむのも良いと思います。

これらの条件を予算も含めて総合的に考えた結果、初代オーリスRSという答えにたどり着きました。個体数はあまり無いのでインターネットを使って探しました。

「手の加え方」
まずオーリスに何年乗るつもりなのかを考えました。筆者の場合は少なくとも就職するまでは乗るつもりなので5年から6年は乗るものだと考えて手を加えます。
そこで5年から6年後まで乗っていられるような整備を心がけて5年後6年後でもあまり不満のない仕様に仕上げました。

具体的には
1. 好きなタイヤ
2. 電装系の充実
3. 念入りな清掃
4. 必要十分なメンテナンス
です。

1. 好きなタイヤ

もともと購入時に履いていたタイヤが交換時期を迎えていたので自分の好みに合うタイヤに履き替えました。筆者の好みはコンフォート系のタイヤです。カタログを見て色々と比べた結果、ブリヂストンの「Playz PX」に決定しました。

図2 現在のタイヤとホイール
図2 現在のタイヤとホイール

また購入時は傷だらけの18インチのホイールを履いていたものの、18インチのタイヤは高価である上、メーカーオプションの17インチホイールを安価で手に入れることができたので17インチにインチダウンしました。

さらにホイールに多少傷がついてもよかったので自分で組むことにしました。17インチのタイヤを組んだのは初めてでしたのでホイールに傷が付きましたがいい勉強になりました。タイヤ交換後には満足のいく乗り味になりました。

また、筆者は岐阜県在住なので冬になると時々雪が降るのでスタッドレスタイヤも必要です。スタッドレスタイヤはできるだけいい銘柄のものにしたかったので15インチにインチダウンしてコストを抑えることにしました。ホイールは先輩から頂いたものを使用しました。こうしてコストを抑えながらいい銘柄のスタッドレスタイヤを買うことができました。

図3 ナビとステアリングスイッチ
図3 ナビとステアリングスイッチ

2. 電装系の充実

購入時にはナビが付いていましたが、地図は10年も前のものであまり使い物にならないのでこれから不満が生じないように新しいものに置き換えました。使い勝手も考え、中古の純正エントリーナビを購入し、さらにメーカーオプションのステアリングスイッチを取り付けオーディオ操作の利便性の向上を図りました。こちらも、自分で取り付けました。

図4 ドライブレコーダー
図4 ドライブレコーダー

またドライブレコーダーも新たに取り付けました。ドライブレコーダーはあまり安いものは熱に弱いと言われているので純正のスッキリとしたタイプを選び、時代に合った仕様になりました。またナビの交換作業は電装系について知識をつける良い機会でした。

図5 汚れたヘッドライト
図5 汚れたヘッドライト

3. 念入りな清掃

車も古くなると汚れが目立つものです。そこで通常の洗車に加えて少しずつ場所を絞って念入りに掃除しています。今までに手を施した箇所はガラス、車内カーペットです。

ガラスはこびりついた水垢を落とし、撥水コートを実施し、車内カーペットは除菌スプレーや掃除機でダニを除去し臭いを防ぎました。これからは未塗装樹脂パーツやヘッドライトレンズも綺麗に磨いていきます。

車がふるくても、綺麗に磨いていると愛着が湧いてきて古さを感じません。冬場は洗車時には、融雪剤を洗い流すように心がけることも塗装を傷めないようにすることに繋がります。

図6 新旧のエアークリーナー
図6 新旧のエアークリーナー

4. 必要十分なメンテナンス

車を維持していく上ではメンテナンスは不可欠です。そこで簡単なメンテナンスは自分でするようにしています。

例えばエアクリーナーやワイパーゴムなどは簡単に交換することができるので自分でやります。エンジンオイルやオイルフィルターも自動車部の設備を使えば自分で作業することができます。

また、時々エンジンルームを開け、油脂類の残量を確認するようにしています。このような簡単なメンテナンスをすることも車いじりの楽しさの一部です。

一方、技術が必要な法定点検や車検整備はプロに任せています。定期的にプロに点検してもらうことも大切です。

さらに、消耗品は交換時期が来たら迷わず交換するようにしています。例えばタイヤの空気圧は2ヶ月に1回、エンジンオイルは半年、オイルフィルター、ワイパーゴム、エアコンのフィルターは1年、バッテリーやミッションオイルの交換時期は車検時と決めて定期的に交換しています。

このようなことに気をつけながら手を加えているので、今までに起きたトラブルはテールランプ付近の排水路が汚れで詰まり、トランクフロアに雨水が溜まっていたことだけです。これは排水路の掃除だけで解決できました。

またタイヤ交換時はタイヤの取り付け位置を記したシールを貼り、取り付ける度に必ずローテーションすることにしています。特に前輪駆動車はタイヤの擦り減り方は均等ではないのでローテーションすることでタイヤを長く使うことができます。

それに加えてあまり必要性の感じない箇所にはあまりお金をかけないようにしています。
例えば筆者はナンバーフレームにあまり意味を感じないので取り付けていませんし、ルームミラーにも特に手を加えていません。ホイールナットにも特にこだわりはないのでスチール製の標準的なものにしました。

以上のことを考えながら愛車に手を加えるようにしています。また装備全体としてシンプルでまとまりがあり、使い勝手が良くなるように気をつけながら手を加えています。

最後に

ここまで紹介してきたことは筆者が実践していることであり、ほんの一例にしかすぎません。車を安く維持することに関してはこれ以上に良い方法があるかもしれません。

車を安く維持したいと考えている人に一例として参考にして頂ければ嬉しいです。

(執筆:岐阜大学自動車部)

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