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フリマアプリでくるまを買おう!

こんにちは!静岡大学自動車部です。普段皆さんはどこで車を買うでしょうか?おそらく多くの人がディーラーや中古車販売店などで購入すると思います。親戚や知り合いから購入する人もいるかもしれませんね。

しかし、欲しい車がなかなか見つからない・市場に出回らない・車を売ってくれる知り合いがなかなかいない・とにかく安い車が欲しいなど、中古販売店や身内での売買などでは納得のいく車選びができないという人も少なくはないと思います。

そのような人におすすめしたい車の購入方法が、オークションサイトやフリマアプリです。オークションサイトや一部フリマアプリでは沢山の車が出品されており、そのほとんどが中古販売店より安い値段で販売されています。

オークションサイトやフリマアプリは上手に利用すれば、自分の欲しい車が安く、お得に購入できる一方で、リスクや注意点を理解して利用しないと、購入金額は安くても後々修理費が多くかかって割高になってしまったり、出品者と購入者の間でトラブルが生じてしまったりすることもあります。

今回はオークションサイトやフリマアプリで販売されている車を購入するときのメリットやデメリット・注意点・購入までの流れを実体験を交えながら説明していきたいと思います。

フリマアプリやオークションサイトで車を購入するメリット

① 販売店より安く購入できる
オークションサイトやフリマアプリは基本的に出品者と購入者の個人売買です。その為消費税や諸費用が掛からず、同じコンディションの車でも相場よりかなり安く購入することができます。

部員がフリマアプリで購入してきた6万円のミラ。5MT。破格です…
<部員がフリマアプリで購入してきた6万円のミラ。5MT。破格です…>

② 中古車市場に流通しにくい車を購入できる
カスタムされた車などは走行距離や状態に関わらず販売店では値が付かないことが多いです。カスタムされた車や希少車など、中古車市場に流通させにくい中古車は稀にオークションサイトなどで見つけることができます。もし欲しい車は決まっているけれど中古車市場には出回らない、ある程度カスタムされた車が欲しいといった人にはおすすめです。

フリマアプリやオークションサイトで車を購入するデメリット

① ある程度車の知識が必要
中古車販売店から車を購入する場合には整備をされたうえで納車されます。しかし個人売買では基本的に現状のままでの購入になります。

そのためトラブルが生じた時、自分で対処しなければならない、修復歴の有無や、不具合が生じている箇所を把握しておく必要があるなど、買い手にある程度の車の知識が必要です。

② 保証がない
個人売買で売られている車には保証はついていません。また基本的にはノークレームノーリターンです。その場合、一度車を購入してしまったら返品は受け付けてくれない場合がほとんどです。

買ってすぐに故障してしまったという場合でも返品はできません。実際に遠方からの出品で車を受け取って乗って帰るという場合において、帰り道で故障してしまいレッカー代や修理費が予想以上にかかり、割高になったというケースも珍しくはありません。予めこのようなリスクがあるということは了承しておく必要があります。

③ 必要な手続きを自分でする必要がある
中古販売店などで車を購入した場合は必要な書類を揃えて持っていくと後は販売店が名義変更など必要な手続きを代行してくれます。

しかし個人売買の場合、手続きは自分でやる必要があります。またその際に何の書類が必要なのか、どこに提出すれば良いのかということも把握しておきましょう。

フリマアプリやオークションサイトで車を購入するときの注意点

① 現車確認をする
オークションなどで車を購入する前に現車確認をするようにしましょう。車の知識がないという人でも現車確認はするべきです。

ボディの細かい傷やへこみ・色褪せやエンジン音・匂いなどサイトに掲載されている写真ではわからない情報を多く知ることをできます。また、現車確認をせず購入してしまい実際に車を引き取りに行った時、イメージと違った・タバコのにおいが酷かったといった場合でも取引をキャンセルできない事が多く、トラブルの原因にもなります。

現車確認を行い自分が納得できる車を購入するようにしましょう。遠方で出品されている場合は現車確認をして気に入ったらその場で乗って帰ってもよいかなどを出品者の方に相談してみるとよいでしょう。

② 必要な手続きは決められた日時までに済ませる
購入が決まったら名義変更などの必要な手続きを出品者の方と決めた期限の日時までに確実に行いましょう。書類に不備があった場合や不測の事態に備えて手続きの準備は早めにしておきましょう。万が一期日までに手続きができない場合はすぐに出品者の方に連絡しましょう。

車を購入するまでの手順

ここからは、どのような手順で車を購入していくのか実体験を交えながら説明していきます。

① 車を探す
自分が欲しい車を探しましょう。概要欄には詳しい車種や型式・走行距離や修理歴・不具合などが記載されています。自分の求める条件に合っているかを確認しましょう。こだわりがある場合は細かい型式やエンジンの種類なども確認しておきましょう。

② 出品者の方と連絡を取る
気になる車を見つけたらまずは出品者の方にメッセージを送ってみましょう。車の状態や気になったことなどがあれば質問してみましょう。

③ 現車確認の日程を決める
購入したい、興味があると思ったら現車確認の日程を決めましょう。オークションサイトやフリマアプリの規定によりチャットで個人情報のやり取り等が禁止されている場合もあります。それぞれのガイドラインに従って集合場所などを決めましょう。

遠方で現車確認と購入のために二回現地に行くのが難しいという人は、一度出品者の方に相談してみるとよいです。気に入ったらその場で購入ということもできるかもしれません。

④ 現車確認
現車確認では自分の気になる箇所や写真ではわからない所を確認しましょう。試乗や横乗りが可能ならば、させてもらいましょう。車によってみるべき部分は異なりますが、アイドリングは安定しているか、オイル食い、白煙などはないか、ボディや足回りに錆がないかなどを見ておきましょう。

⑤ 購入
車を購入することが決まったら出品者の方の指示に従って支払いを行いましょう。この時名義変更に必要な書類を受け取ります。何か不備やトラブルがあった時に対応できるように連絡先等も交換しておきましょう。

⑥ 名義変更
購入が完了したらできるだけ早めに名義変更をしましょう。名義変更に必要な書類は譲渡証明書・車検証・印鑑証明書・委任状・車庫証明・申請書・手数料納付書と自動車取得税・自動車税申告書の8種です。

譲渡証明書は車の所有者がいつ、誰に変わったかを証明する書類です。陸運局でもらうことも可能ですが、ネットから簡単にダウンロード出来ます。

車検証はほとんどの場合車のグローブボックスに積んであります。購入の際に必ず受け取りましょう。

印鑑証明は住んでいる市区町村役場で貰うことができます。新・旧所有者両方の印鑑証明が必要になります。

委任状は本人が直接申請しない場合に必要になります。申請に行く人の委任状は必要ありません。

車庫証明は車の駐車場を確保していることを表す証明書類で、管轄の警察署に申請を行う事で取得する事が出来ます。

申請書・手数料納付書は陸運局で貰うことができます。

自動車取得税・自動車税申告書も当日に運輸局に隣接の税事務所で貰うことができますので、記入した後提出しましょう。

軽自動車の場合は車検証・申請依頼書・住民票・申請書・税申告書の5種で名義変更ができます。申請依頼書はあらかじめ旧所有者の方に記入しておいてもらいましょう。申請書と税金の申告書は軽自動車検査協会で貰うことができます。

住民票や印鑑証明などは購入前に用意しておくとスムーズに手続きをすすめられます。

私が購入を検討した車はアルトワークスです。諸事情により買い替えることになってしまったのですが、どうしても同じ型の車が欲しく車両を探していました。しかし、古いが故に中古販売店ではほとんど販売されていませんでした。

そこで目を付けたのがフリマアプリです。調べてみると目当ての車が15万円という破格の値段で販売されているのを見つけました!

私の場合は、出品者の方がエンジンの状態や使用されているパーツ、入っているオーディオなど細かく書いてくれていたので、特に質問はしませんでした。

すぐに出品者さんと現車確認の予定を立てて車を見に行きました。出品されていた場所が遠方だったため出品者さんと相談し、現車確認をして気に入ったらその場で購入することにしました。

実際に現車確認をしましたが、エンジンも良好で異音などもなく、ボディや足回りに錆もありませんでした。ターボはしっかりとかかり、年式のわりにはかなり良好なコンディションだったと思います。実際に横乗りをさせてもらいましたが、気になる点も特にありませんでした。不具合はブレーキが効きにくいということと、多少オイルにじみが見られるということの二点でした。ブレーキを修理すること前提で購入、乗って帰りました。

車の個人売買はどんな人におすすめなの?

① ある程度車の知識がある人
フリマアプリやオークションサイトでの車の個人売買は上でも述べたようにリスクも大きいです。滅多にありませんが、故障や不具合を隠して販売しようという出品者もいます。そのような場合でも車の個人売買はノークレームノーリターンが基本です。もし購入した車を長く使いたい、大切に乗りたいと考えるならば車を購入する前にしっかりと車の状態を見極める必要があります。

② 基本的な車の整備が自分でできる人
もし不具合が見つかった時、ディーラーや修理工場に修理を依頼すると工賃などでかなりお金がかかってしまう場合があります。しかし、自分で修理できる・修理する環境がある人ならば、それらにかかるお金をかなり安く抑えることができるのでおすすめです。

私の購入した車もブレーキの効きが悪いという不具合が見られました。原因はフロントキャリパーのスライドピンの固着。幸いにもパーツも修理する環境もすべて揃っていたので、一切お金をかけずに修理することができました。

キャリパー交換をしました。ブレーキフルードも一緒に交換しました。
<キャリパー交換をしました。ブレーキフルードも一緒に交換しました。>

まとめ

今回、私が購入したアルトワークスは機関も良好で300キロほど走って無事戻ってくることができました。今は修理も完了し、不具合もなく元気に走っています。出品者さんとの間にトラブルもなくとてもいい買い物ができたと思います。

人によっては「車はきちんとした販売店で購入すべき」と主張する人もいます。確かに車の個人売買にはある程度のリスクは存在します。しかし、そのリスクを把握してうえできちんとした手順を踏んで購入すれば問題はありません。

車を購入する際には、フリマアプリやオークションも選択肢の一つに入れてみるのも良いと思います。きっと素敵な車に出会えるはずです。

執筆:静岡大学自動車部

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