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車を維持していくためにかかる維持費

なんとか、お金を貯めてようやく車を買うことができる!
これから、楽しいカーライフを送っていけるぞ!

と… 思っている皆さんしかしながら現実はそう甘くはありません。

車は全く動かさず持っているだけでも税金や保険料などのお金がかかります。
また車を運用する上で、メンテナンス代やガソリン代なども車を使えば使うほどかかってきます。

車は一度買ったら、もう後は使うだけというわけにもいかないのです。
車を持っているのと、持っていないのでは毎月の支出が大きく変わってきます。

また、その車の車種や運用の仕方によっても、かかる金額は変わってきます。
車を買うとき、特に初めての場合などは何にも考えずにただただ安いからとか見た目がカッコいいからという理由で車を買ってしまうと、後からその車によって経済を圧迫されてしまい泣く泣く車を手離さなければならないことになってしまうかもしれません。

そこで今回は、車を買った後その車にかかる維持費で困らないために簡単に車の維持費について説明します。
車を買って後悔するなんてことがなくなるように、この機会にしっかり学んでいきましょう

まず車にかかる費用というのは大きく分けて三つになります。

車にかかる維持費用
車にかかる維持費用

一つ目は、車自体を動かすために必要なものです。
ガソリン代、壊れてしまった部品交換の際に必要な料金、消耗品の交換にかかる料金などがこれに当たります。

二つ目は、事故が起こった時に備えるための保険料です。
自賠責保険(強制保険)、自動車保険(任意保険)がこれに当たります。
また自動車保険(任意保険)は事故相手への保険として対人賠償保険、対物賠償保険、自分自身と搭乗者に対する保険としての人身傷害保障保険、搭乗者損害保障保険、自損事故保険、無保険者障害補償保険、車自体に対する保険としての車両保険に分かれます。

三つ目は、税金など政府が指定している私たちに払う義務があるものです。
車の維持に関する税金は、自動車重量税、自動車税等です。

その1:車を動かすのに必要な維持費

車を動かすのに必要な維持費について考えていきます。
まず、ガソリン等の燃料代についてです。
車の燃費は、主に車のボディタイプやエンジンの種類によって決まってきます。

まずは、軽自動車です。
軽自動車は、その名の通りとても軽い自動車であり、搭乗員は4名以下で総排気量も660cc以下です。
近年発売された軽自動車の燃費はとても良く、平均燃費量は22km/Lです。

次はコンパクトカーです。
コンパクトカーの定義は様々ですが、全長が4メートルほどの車で、5ナンバー枠の車体を刺していることが多いです。
そのコンパクトカーの、平均燃費は20km/L程度です。

次は、スポーツ・ユーティリティ・ビークル(Sport Utility Vehicle)略してSUVです。
SUVは最低地上高が高く、悪路の走行も得意でトランクがとても大きくて積載能力が高いのが特徴です。走破性が良く、積載量が多いのでレジャー用品が積みやすくアクティビティに使いやすい車であります。
そんなSUVの平均燃費は15km/Lほどです。

次はミニバンです。
日本のミニバンの多くは三列シートで、乗車定員は6名以上です。
エンジンの位置が運転席の前にあり、人と物を沢山運べる車です。
そんなミニバンの平均燃費は15km/Lです。

ミニバンで人気のあるステップワゴンは、車内が広く大きな車であり車内泊もできます。
子供がいる家族に人気のステップワゴンの平均燃費は11km/Lほどです。

最後にセダンタイプです。
セダンは客室と荷室エンジンルームが分かれていて最もベーシックなタイプで静粛性、安全性に優れたもので、平均燃費は14km/Lです。

購入した車のタイプにより、燃費の違いがありますよね。

また、車はとても部品が多くたくさんの消耗品が使われております。
それらの消耗品は、定期的に部品を交換しなければなりません。
交換しなければいけない部品とその費用、交換頻度などを紹介していきます

・エンジンオイル
エンジンオイルは、エンジン内のピストンの運動を滑らかにするためのものです。
エンジンオイルは、定期的に交換が必要です。

もしエンジンオイルを交換せずに使い続けると、ピストン焼き付けなどのエンジントラブルの原因となりエンジンの寿命を減らしてしまうことになります。
交換の目安は5000km毎か、半年ほどです。
車種毎に違うエンジンオイルの量にもよりますが、費用は6000円ほどです。

・エアクリーナー
エアクリーナーは、エンジンの中に燃焼させるための空気を入れる時に空気の不純物を取り除くためのフィルターです。

エアクリーナー全く交換せずに放置していた場合、不純物を取り除くフィルターろ過装置のゴミが詰まってきて、エンジンへの空気の取り込みが悪くなってしまいます。
エンジンへの空気の取り込みが悪いと、燃費が悪くなります。
エアクリーナーの交換の目安は、3万キロほどで価格は車にもよりますが2000円ほどです。

・ラジエーター液
ラジエーター液は、とてつもなく高温になるエンジンを冷却するためのものです。
ラジエーター液はエンジンの熱に晒されるので、蒸発して減っていってしまうため補給が必要です。
水で代用することもできますが、水の場合は凍結によるラジエーター破損やエンジンブロック破損の可能性があります。

水は氷ると体積が1.1倍になりますから、膨らんで割れてしまうのです。
ラジエーター液は、凍結しないような成分が入っているので安心です。
ラジエーター液の交換の目安は16万km、7年ほどで費用は700円/Lほどです。

・ウォッシャー液
ウォッシャー液は、車のフロントガラス等の窓を簡単に洗浄するためにある液体です。
これも水で代用することが可能ですが、水を使ってしまった場合には車の中でその水が腐ってしまったり、カビが生えたり、気温が大きく下がるとその水が凍結してしまいトラブルを起こしやすいので専用のウォッシャー液を使用することをお勧めします。

ウォッシャー液はガソリンスタンドに行けば、大概は無料で交換してくれます。
また購入する場合もかなり安価で、500円程度で購入できます。

・バッテリー液
車のバッテリーには、バッテリー液というものが入っています。
メンテナンスフリータイプ以外の、バッテリー液は蒸発等の原因で自然に減少していってしまいます。
またバッテリー液が減ってしまうと、バッテリーはその本来の性能を発揮できなくなってしまい最悪の場合燃焼事故を起こし愛車が台無しになってしまいます。

バッテリー液は、蒸留水というH2Oの純度が高い液体です。
これは水道水での代用は絶対にできないので、気をつけてください。
また車のバッテリーは鉛蓄電池であり中には希硫酸が入っているので、自分で交換する際は体につかないよう気をつけてください。
バッテリー液の交換の目安は、半年ほどで費用は200円/l程度です。

・ブレーキオイル
ブレーキオイルは、ブレーキパッドに力を伝える役割を担っているものです。
このブレーキオイルは、時間が経っていくと空気中の水分を吸収したり気泡が入ったりなどしてブレーキが効きづらくなっていきとても危ない状態になってしまいます。
ブレーキオイルの交換目安は2〜4年ほどで、費用は1000円/lほどです。

・デフオイル
デフオイルはディファレンシャルギアに使われているオイルです。
ギアのかみあいを、滑らかにする役割を果たしています。
デフオイルを変えず放置していると、デフオイルが酸化していき変な音がするようになったり、燃費が悪くなったりします。

また酷いと、デフが壊れてしまいかなりの額をかけて修理しないといけない羽目になります。
デフオイルの交換目安は2年ほどで、費用は6000円ほどです。

・エンジンオイルフィルター(オイルエレメント)
エンジンオイルフィルターは、エンジンオイルの汚れやエンジンの金属片が混ざってしまったのを綺麗にするためのものです。
エンジンフィルターを放置していると、フィルターろ過の性能が下がっていきエンジンオイルに異物が多く入っている状態になってしまいます。

最悪の場合、エンジンが焼き付けを起こして壊れてしまい、修理代がかさむことになるので気をつけましょう。
交換の目安は、1万キロ毎か、1年に一回、オイル交換の2回ごとに一回交換するくらいです。
その費用は約1000円ほどです。

・ブレーキパッド
ブレーパッドで、タイヤと一緒に回転しているブレーキキャリパーを挟み込むことで、摩擦抵抗を起こして車を止めます。
ブレーキパッドは、車の貸与を挟み込み摩擦を発生させるというその性質から使えば使うほどすり減っていき放置していた場合は、ブレーキキャリパーが壊たり急にブレーキが効きづらくなるので気をつけましょう。

プレーキパッドの交換の目安は、ブレーキの使用頻度や車種にもよるので一概には言えません。
大体5万キロ程度と言われています。
ブレーキパッドは、純正だと6000円ほどです。
しかし社外のものを使えば、もう少し安く抑えることができます。

キャリパーと、ブレーキ
キャリパーと、ブレーキ

磨り減ったブレーキパッド
磨り減ったブレーキパッド

・タイヤ
自動車の消耗品の代表格は、タイヤでは無いでしょうか。
タイヤは地面との摩擦により、すり減っていくので定期的な交換が必要です。
タイヤを交換しなかった場合、どんどんすり減ってタイヤの溝が浅くなっていきます。
すり減ったタイヤは、雨の日に滑りやすくなったり、制動距離が落ちてしまったりします。

またひび割れ、亀裂が入っているようなタイヤで走行するとバーストする危険性があります。
またタイヤの溝が磨り減って、1.6mm以下になってしまった状態で公道を走っているとそれだけで違法行為になってしまいます。
タイヤの交換時期は主にタイヤの使用時間と使用距離、スリップサインによって判別します。

まずタイヤの使用時間ですが、タイヤのゴムの経年劣化により基本的に使用可能期間がある程度決まっていて主に製造年から4〜5年ほどで交換します。
製造年数は、タイヤに書かれているので確認してみてください。

3614:36週目14年、2014年の36週目に製造された36週目(大体9月くらい)
3614:36週目14年
2014年の36週目に製造された
6週目(大体9月くらい)

タイヤの使用距離は、おおよそ三万五千キロほどで交換するのが目安です。
しかし、車の使用方法にもよるので三万五千キロ以上走っていても、タイヤの状態によってはまだまだ走行可能ということもあります。

そんな場合の確認方法は、スリップサインです。
スリップサインはタイヤの溝にあります。
買ったばかりの新品の状態のときは、トレッドよりも他低い位置にあります。
タイヤが磨り減って、トレッド面が低くなっていくと現れてきます。

スリップサインが出てきたということは、タイヤが1.6mm以下になっているということなので交換しなければなりません。
タイヤの値段はタイヤサイズや用途によって、かなり変わります。
一概には言えませんが、基本的には流通量が多くなればなるほど安くなっていきます。

スリップサインマーク
スリップサインマーク

磨り減ったスリップマーク
磨り減ったスリップマーク

・スーパープラグ
ガソリンエンジンの車には、必ず必要なのがスパークプラグです。
エンジンの燃焼爆発を、電気スパークによって点火するのがスパークプラグです。
スパークプラグが劣化すると、上手に点火出来ないので燃費がわるくなったり、エンジンが不調になったり始動し無くなったりします。

交換時期は、スパークプラグの種類によって違います。
最近の主流である、白金プラグやイリジウムプラグなどの長寿命タイプは10万キロ毎程度です。
スパークプラグ部品代は、交換頻度の高いレジスタープラグは1本数百円程度です。
長寿命タイプの白金プラグやイリジウムプラグなどの価格は、1本3,000円ほどです。

・ワイパーブレードゴム
雨の日に、ワイパーが動かなくなった場合を想像してください。
放置されがちですが、安全でクリアーな視界を確保するためには定期的なワイパーブレードゴムの交換が必要です。
理想は、1年に一回は交換したいところです。
ワイパーゴムのみなら、数百円で交換が可能です。
ワイパーブレード(ゴムとワイパーの土台)の交換部品は1,500円ほどです。

これらが主に交換しなければいけない消耗品になってきます。

その2:保険

常に、車を運転する人は事故の危険性があります。
これらの事故が、もし起こってしまった時のために保険の加入は必須です。

自動車損害賠償責任保険(通称:自賠責保険)は、強制保険とも呼ばれるように入らなければならない義務がある保険です。
もし自賠責保険に入らずに一般道を走ると、犯罪になり懲役および罰金さらに免許停止処分が下されます。

自賠責保険は事故の被害者に払われるもので、人間に対してのみ適用されます。
自賠責保険は、物損には適用されません。さらに自分自身にも適用されません。
この自賠責保険にかかる費用は、2020年4月から値下げされまして、普通自動車24ヶ月21,550円、
軽自動車24ヶ月の場合21,140円です。

自賠責保険は自分への補償がなく高額な賠償には対応しきれないため自動車保険(任意保険)に加入するべきです。
任意で加入する自動車保険は、その保障内容の条件によって変わってきます。
車検証等を準備して、保険会社に見積もってもらう必要があります。

交差点での衝突事故
交差点での衝突事故

その2:保険

車には、多くの種類の税金がかかります。
車にかかる税金は主に二つに分類することができます。
・自動車を買う時にかかる税金
・自動車を所持している期間にかかる税金

まず自動車を購入する時にかかる税金は、環境性能割合です。
以前は、自動車所得税という税金がかかっていたのですが消費税が10パーセントに引き上げられたタイミングで変更されました。

環境性能割合はその名の通り環境に優しい車ほど税金が少なくなっていくというもので燃費に応じて普通自動車は0〜3パーセント、軽自動車は0〜2パーセントほど課税されます。
また電気自動車は非課税です。
この環境性能割合は、新車だけでなく中古車にもかかります。

自動車取得税は自動車重量税と自動車税があります。
自動車重量税は、自動車の重量に応じて決められる税金です。
車検のたびに、自動車重量税を納めます。

自動車税は、排気量によって決められる税金です。
年度初めの4月1日の使用者に対して、毎年納税義務が発生します。
自動車税の納付通知は、5月くらいに送られてきます。

これら、消耗品/保険/税金が主に車を維持していくためにかかる維持費です。
車を買おうとする時に、維持費がどれくらいかかるか少しでも参考になれば嬉しいです。
車は買うだけでなく、維持するのにもとてもお金がかかるものです。

特に学生などの月々の収入源が限られているような人たちにとっては維持するのは大変です。
車に経済を圧迫されてしまわないようにも、維持費の見積もりはしっかりやっていきましょう。

以上

執筆:名古屋大学自動車部

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